実際に目玉焼きもノンオイルでこびりつかずに調理できました。

当ブログエマリーニでは、アルミフライパンを沸騰水道水で黒染め描画してから透明セラミックコーティングで保護する自分でできる技術を紹介しています。フッ素樹脂のように廃棄時の環境負荷が大きくなく、ご自身で再生することもできる環境にやさしい技術です。コーティングは、予熱すればこびりつきにくく、親水性のため油汚れが落ちやすくなっています。また、お料理上手にはうれしい、300℃程度の強火調理も可能です。 これはフッ素樹脂にはできない特徴です。

今回作成したイラストです。最近はハングマンが使えなくなったので、飛んでいるたまごの風船が一つずつ割れていくようにしました。最後の風船が割れてもフライパンで目玉焼きになっておいしくいただけるので大丈夫です。

目玉焼きを作ってみました。

大きめの27㎝フライパンに描画したものです。
ガスコンロのSiセンサーを高温モードにして、炎が自動的に弱火になるまで予熱(290℃)してからたまごを割り入れます。油はひいていません。
ふたをしてから消火して1分間くらい蒸し焼きにします。
ぬれふきんにフライパンをのせて底を冷やします。これでたまごとフライパンが温度差によってはがれます。
シリコーンのへらを使います。金属製では傷がついてしまいます。
目玉焼きの外側部分にわずかに焦げが残りますが、洗うと簡単にはがれます。
目玉焼きの裏面です。油を含まない褐色に焦げてかりっとした白身はたまらない食感です。フッ素樹脂コーティングでは290℃にするとコーティングがだめになるのでこの食感は味わえないですね。