曲げ伸ばしだけでなく、エクステリア屋外使用時の紫外線劣化がなく、親水性によって雨で汚れが洗い流されます。
こんにちは。当ブログEmmariniでは廃棄時の環境負荷が大きいフッ素樹脂を使わない、アルミ用の極薄のセラミックコーティング技術を紹介しています。前回の投稿では、このコーティングがアルミ板と一緒に曲がることを利用して、切り紙細工のトリックでざる、篭や網ができることを紹介しました。今回は、屋外で使う鳥よけ用の案山子を作ってみました。エクステリア用のアルミ製品は耐紫外線と防汚性が必須であるため多くにフッ素樹脂コーティングが使用されていますが、その代わりとしてセラミックコーティングはいかがでしょうか。
アルミ板の焼きなまし、沸騰水道水の黒化反応を利用した描画、透明セラミックコーティング処理方法については前回ブログで紹介しています。
1.アルミ製かかし
カラスなどの鳥害は困ったものです。私の場合は家庭菜園の作物が食べられてしまうのでネットをかぶせたりはしているのですが効果はいまひとつです。そこでアルミの金属光沢を利用して案山子を作ってみました。鳥は金属光沢や大きな目玉を嫌う傾向があるそうです。玉虫が金属光沢しているのは鳥に食べられないようにするためであり、そういえばきらきらしたCDやアルミ箔も実際に鳥よけに使われています。
2.以下作品例を紹介します。
1) 河童


2)宇宙人


3) 香箱座り猫


4)怪鳥




Emmariniのセラミックコーティングはアルミフライパンに処理した場合、1か月沸騰水に浸漬しても異常なく、弱酸性や弱ルカリ性洗剤も使用可能で食洗器にも対応します(ただし中性洗剤推奨)。他にも鉛筆硬度最高9H、セラミックスですから紫外線で劣化しようもありません。さらに親水性で雨が汚れが流してくれます。薄いため曲げ加工に追随します。環境的には、フッ素樹脂のように加熱しても有毒ガスは発生せず、セメント工場に持ち込む必要もなく、その結果としての鉄筋コンクリート腐食問題もありません。埋め立てで万一流出しても、砂に戻りますのでフッ素樹脂のように海洋に永久に浮遊することもありません。
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