こんにちは、最近アルミニウム合金製フライパンの調理面に絵を描くことを始めたペンネームCheilgiro(ケイルジーロ)と申します。実際に絵の上で調理ができることを目標にしていますので、透明で安全なセラミックコーティングで絵を保護しようと考えました。
そこで、実際どのようにセラミックコーティングがフライパンに使われているかを調べてみました。ところが、セラミックコーティングフライパンは市場に大変増えていますが、どうも賛否両論で混乱しているようです。
それは当然、全く異なるコーティングを各メーカーがそれぞれセラミックコーティングと呼んでいるためでした。違うものを一緒くたにすれば、誤解が生じて当然。主な誤解は、①くっつく、くっつかない?②焦げ付きやすい、焦げ付きにくい? ③300℃程度の高温で炒め物をしてもよい、悪い?④傷がつきにくい、つきやすい?⑤お手入れが簡単、そうでない?等々。
私は、長年セラミックスにかかわってきて先日定年退職しました。料理とイタリアが趣味なのでフライパンに調理できる絵でも描いて奇妙なことをしようと思っていました。そこでもうひとつ、恩返しのつもりで、セラミックスにまつわる誤解を解き、セラミックスがさらに発展して、世の役に立てばと思い、ブログに記事を書いていこうと決めました。
それでも、一度に長文を描くのは大変ですので、何回かに分けて書いていきたいと思います。どうぞご容赦ください。
次回はセラミックコーティングには、根本的に異なる材料からできた2種類があることをお伝えしたいと思います。