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前回の投稿で、マンダラと猫を描いたフライパンを作成しました。どうもマンダラと猫がしっくりくる気がして、調子に乗って三個も作成してしまいました。弘法大師様が高野山を猫の出入り禁止にされたのは知っていましたが、もう少し調べてみたところ、びっくりするような理由がありました。

マンダラ画を最初に日本にもたらされたのは空海、その時の航海で猫に助けられる。

弘法大師様(空海)は遣唐使として唐に留学され、密教を学ばれて帰国されるときにマンダラ画を船に乗せられたそうです。しかし、航海には大変苦労されたそうです。積み荷をかじるネズミと悪天候が敵であったことは間違いありません。しかし、その船には猫が乗っていて、ネズミを退治してくれた上に、天気予報をしてくれたようです。加えて、かわいくてなついたのかもしれません。

高野山の猫出入り禁止は魔性ではなく、かわいかったから。

その後、弘法大師様は真言宗を広められ高野山を開山されましたが、猫出入り禁止の理由は、魔性ではなく、かわいかったからのようです。修行中に猫にすりすりされると気が散るのはどうしようもないと思います。大師様は猫が好きだったのかもしれません。

仏様(仏陀)ついては、十二支や涅槃に猫が入っていないので、猫を嫌っておられるのかと思いましたが、これも弘法大師様と同じ、逆の理由で大好きだったのかもしれないと勝手に想像しています。マンダラと猫がしっくりするのも不思議ではない気がします。

そういえば、古代ローマ帝国も猫を大切にしていたと聞いています。

猫が航海で活躍したという話はイタリアでも有名です。家猫の原産はローマ帝国内リビアとされていますが、ネズミ捕り、天気予報、かわいいという三大能力で船に乗せられて世界中に広まったとされています。家につく猫が世界に広まるとは因果なものです。ローマ帝国の繁栄も猫に助けられたのかもしれません。猫にとっては大迷惑だったでしょうが。猫は歴史的にこんなに役に立ってきたのに、縁起が悪いとか、悪魔の手先とか言われてひどい目にあわされてきたのはあんまりだと思われます。猫はまた人知れずペストから人を守っていたのですね。

猫がマンダラやフライパンのような円陣に入りたがる理由はわかりませんが、今度の作品は猫をマンダラの中に入れてみました。

#猫フライパンで検索すると、多くの方が猫がフライパンに入っている写真を投稿されています。また、円陣から出られなくなる猫もいるそうです。なぜ猫にこのような習性があるのかは全く分かりませんが、何か因縁があるのでしょうか? ドラえもんがどこでもドアで結界を自由に行き来しますが、いわれがあるのでしょうか? ともあれ、今回の作品では、猫の母娘をマンダラの結界の中央に配置してみました。

黒猫の母娘をマンダラ結界の中央に置いてみました。
旧作の大小と新作を並べてみました。旧作では猫がマンダラの結界の入り口にいます。内側に描いていますが、安全に調理に使用できます。フッ素樹脂よりも高温使用が可能で、くっつきにくくお手入れも楽になっています。

一番右の作品はネットショップで販売中です。

よろしければネットショップも覗いてみてください。いろいろな作品を展示しています。