ステンレスフライパンで油をひかずにステーキが焼けることは良く知られています。フライパンの取扱説明書にも、油不用と記載されています。これによると、まず、200~230℃程度にステンレスフライパンを予熱してからステーキ肉を入れます。油をひく必要はありません。最初はくっつきますが、無理に剥がそうとせずしばらく待っていると肉から油がにじみ出てきます。この油で、肉が剥がれるようになり、肉をひっくり返すことができ、反対側も同じ要領で焼きます。実際やってみると、全くその通りです。

予熱温度をもっと高い260~290℃にしてステーキを焼いてみました。

 ステンレスフライパンの取扱説明書の方法でステーキを焼けばそれで必要かつ十分です。しかし、それではフッ素樹脂加工のフライパンでも、この温度ならフッ素樹脂を劣化させることなくできることであり、ステンレスの特徴は何もありません。面白くもなく、食感も変わらないはずです。そこで、ステンレスの特徴を生かすため、予熱温度を260~290℃のあぶり、高温炒めモードを使って高く設定しました。

結果は外側カリッカリッのレア。中に火を通すには弱火で長く焼く必要。

 焼いた結果は、カリカリのレアが出来ました。写真でも強めに焼かれているのがわかると思います。ミディアムが好みの場合は、弱火にして時間をかけるのが良いと思います。高温キープで中まで火を通そうとすると外側だけ黒焦げになってしまいます。

 カリカリ食感は少なくとも、温度が高い分だけフッ素コートフライパンよりも強いと思います。味については、油が中に閉じ込められて多くなるはずですので、低温とは違う食感だと思います。おいしいかどうかは皆さんの判断ですがいかがでしょうか?お手入れはくっついていないので楽ちんです。

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