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調理ができる!手作りフライパンアート取扱説明書

まず第一にハンドルが熱くなりますのでご注意ください!

1.基材はアルミフライパンです。IH調理機には対応していません。

 基材は日本国内市販のアルミニウム合金製フライパンです。基材の取扱説明書(中華鍋は除く)も添付いたしますのでご参考にしてください。基本取り扱いはアルミフライパンの通りですが、描画加工の取り扱いについて以下の特徴があります

2.調理について

・最初のご使用前は中性洗剤にて洗浄してください。

・調理中の食材のくっつき防止のため、フライパンの水滴をふき取った後、予熱されることを奨励します。表面のコーティングは高温で水をはじく性質があります。予熱は、SIセンサー付きガスコンロで自動的に弱火になると適温です(約250℃)。炒め高温モードでの予熱(約290℃)も可能です。この温度はフッ素加工フライパンでは禁止されていますが、本フライパンでは可能です。肉、鶏、魚を焼いたときの表面の食感、野菜のしゃきっとした食感をお楽しみください。

・十分予熱すると、脂分の多い肉魚は無油調理でもかなりくっつきにくくなりますが、予熱後少量の油を引くとさらにくっつきにくくなります。

・食材を投入後は、火力を弱くするなど適宜調整してください。250℃以上で加熱を続ける必要はなく、時間が長いと焦げてしまいます。食材のくっつき防止は最初の接触だけが肝心で、後は温度が下がってもかまいません。

・調理中くっついた場合は、肉や魚で脂が多い食材では、がまんしてしばらく待つと自然に剥がれることが多いです。脂が少ない食材では、水や酒を加えるか、フライパンの底を濡れふきんにのせて冷却すると剥がれやすくなります。

・金属製のへらは描画を傷つけますので、ご使用にならないでください。シリコーン製、木製をお使いください。

・極端に酸味の強い食材、クエン酸、お酢原液、レモン原液、梅干しなどのそのままの加熱はお控えください。トマトやワインは大丈夫です。また、強い酸味でも10倍以上に薄まる場合は調理可能です。化学的に表現するとpH2以下の食品の調理はお控えください。

3.お手入れ方法 描画のコーティングのため、通常のアルミフライパンとお手入れ方法が異なります。

・金属たわし、金属へら、研磨剤、研磨剤入りスポンジなどの硬いお手入れ用品は使用しないでください。描画に傷がつきます。基材のアルミフライパンでには使用できても、本品では使わないでください。この点はフッ素加工フライパンと同様です。

・洗浄は、できればフライパンが熱いうちに、スポンジで水洗いしていただくと洗剤なしでもきれいになります。コーティングは親水性ですので、無垢のアルミニウムやアルマイトよりも汚れが落ちやすくなっています。

・少々の焦げつきは付属のメラミンフォームと中性洗剤できれいになります。メラミンフォームの代わりにアルミホイル(アルミ箔)を丸めたものでたわしのようにこすっても焦げ落としには効果的です。

・焦げが落ちない場合は水につけておくか、ひどい場合はお湯を沸かして沸騰させたのち放置するとふやけて落ちやすくなります。脂汚れ取りの重曹などの弱アルカリ性洗剤、水垢とりのクエン酸、お酢も室温ならば使用可能です。通常のアルミフライパンよりも耐薬品性が優れています。洗浄剤ごと加熱するのはお控えください。食洗器、強酸、強アルカリのご使用もお控えください。

・フライパン外側にもコーティング処理していますが、ここの焦げ付きは、内側のようにお湯を沸かして取り除くことができないので厄介なことになります。汚れが軽いうちに中性洗剤とメラミンフォームで早めに手入れされることをお勧めしますが、ひどい場合は市販の焦げとり用アルカリ性洗剤をご使用ください。

4.その他注意事項

・基材のアルミフライパン取扱説明書にも記載されていますが、絶対に気をつけていただきたいことは取っ手が熱くなることです。分厚いミトンや、軍手を2重に重ねて取っ手を扱うようにしてください。アルミフライパンのメリットは熱が伝わりやすいことですが、このためどうしても取っ手も熱くなってしまいます。ご注意ください。

・コンロのセンサー作動上限(約290℃)以上の空焼きにならないようにしてください。フライパンが変形する恐れがあります。