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アルミフライパンには、軽くて熱伝導が良く、強火調理もできるという他の素材のフライパンにはないメリットがあります。しかし、その反面くっつきやすく汚れが落ちにくいというデメリットがあります。また、アルミニウムは体に良くないという風評もあります(WHOは否定しています。)そこで、アルミのメリットを残したまま、デメリットをなくすために、表面に透明なセラミックコーティングを処理しました。このコーティングは食品安全法適合品です。

市販品の表面の多くはヘアライン仕上げです。

通常のアルミフライパンは、アルミ鍋と違って耐熱性の問題でアルマイト処理はされていません。アルミ合金のままでこのような同心円状の研磨処理がされています。


基材のアルミフライパンは、市販の新品は通常ヘアラインという細い同心円状の傷がつけられている仕上げがされています。まずは、このままヘアライン上にセラミックコーティング処理しました。コーティングは厚さ1ミクロン程度の薄膜ですので、見た目はアルミフライパンそのままです。

セラミックコーティングは親水性で油汚れが落ちやすくなりますが、ヘアラインの溝が深すぎると、汚れがはさまって、なかなかきれいになりません。

そこで、ヘアラインを研磨で消してから、バフ仕上げ(光沢)またはスコッチブライト仕上げ(マット)しておくと汚れ落ちはよくなりました。

バフ仕上げしてからセラミックコーティング処理すると光沢が強くなります。鏡面にはなっていませんが。
スコッチブライト仕上げだとマット調(つや消し)になります。

実際の調理でも、表面をなめらかにしてから、セラミックコーティング処理すると汚れがくっつきにくくなります。


実際の調理では、ガスコンロのセンサーが自動的に弱火になる250℃まで予熱してから食材を入れるとさらにくっつきにくくなります。食材を入れてからは焦げないように火力を弱めてください。目玉焼きでは無油調理も可能になります。もし、くっついた場合は、水か酒を少量入れるか、濡れ布巾上で外底を冷やしていただくと、熱膨張差で剥がれやすくなります。取っ手は金属製のため熱くなりますのでご注意ください。

お手入れは水洗いでかなりきれいになりますが、メラミンフォーは汚れ落としに最適です。また、しつこい汚れは中でお湯を沸騰させるとふやけて落ちやすくなります。研磨剤、研磨剤入り不織布、スチールウール、金属へらは傷がつきますのでご使用にならないでください。また、酸性、アルカリ性洗剤を食洗器などでの加熱使用はおやめください。下地のアルミニウムごと腐食する恐れがあります。室温ならば使用可能です。

これらフライパンはブログショップで販売中です。ぜひ覗いてみてください。